日本陸上競技連盟

ふくい桜マラソン
開催まであと

STEP3 フルマラソンに挑戦しよう

レース2カ月前 1月 現状の走力を把握しよう

いよいよレースまで残り3か月となりました。1月のトレーニングでは「現在の走力を把握」するためのトレーニングも行っていきましょう。

1月〜2月にかけては、レースで目標達成するために、一番ハードなトレーニングを行う時期となります。本番の目標タイムに向けて、どれくらいのペースで走ればいいか、を把握してトレーニングを行うことで、今の自分のレベルにちょうど合った負荷をかけることができます。

具体的な方法としては、ハーフマラソンの距離を頑張って走るトレーニングを行ってみましょう。ハーフマラソンのレースに出場するのもいいですね。以前に出場した時のタイムよりも速く走れれば、走力が上がっていることを実感でき、モチベーションの維持にもつながります。
このタイムを2.1〜2.2倍にしたタイムを、本番のレースペースに設定できますので、トレーニング時のタイム設定の参考になります。


  • 週に1回長め(15〜30km)に走るトレーニング → 前半はレースペースより1kmあたり15〜30秒ゆっくりめ、後半の10km位をレースペース前後で走る
  • 週に1回短め(5〜10km)に速めに走るトレーニング → レースペースより1kmあたり15〜30秒速く走る

現状把握をしつつ、自分にちょうど合ったトレーニングを行っていきましょう。
また、引き続き筋トレも行いましょう。最後まで負担の少ないランニングフォームで走るために、体幹部の強化はとても大切です。

ランナーのための筋トレ
Column
積雪時のトレーニング

福井は雪国ですので、シーズンに数回はまとまった積雪が見込まれます。

積雪時の道路でのランニングは転倒などのリスクがありますので、トレーニングジムのランニングマシンや、室内走路がある体育館などでトレーニングをするようにしましょう。

また、ランニング以外にも、ご自宅でできるトレーニングとして「なわとび」は有酸素運動であり、ランニングフォームの改善にもつながるので、おすすめです。
積雪時は無理をせず、普段できないトレーニングに挑戦してみましょう。

なわとびトレーニング①
なわとびトレーニング②