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レース1年3カ月前 2022年12月 ペースを意識して走ろう

先月の10kmのレースはいかがだったでしょうか?最後までペースダウンせずに走れた、周りにつられて最初が速すぎた、後半きつくてペースダウンした、など、レースだからこその経験もあったと思います。

これまでも走るときの「ペース」を意識しているかと思いますが、改めてその大切さをお伝えします。
ランニングは「走る速さ」と「走る距離」の2つが大きな特徴です。わかりやすく言うと「ゆっくりの速さであれば、長い距離を走ることができる」「速い速度であれば、短い距離しか走れない」ということです。フルマラソンを完走するには「42.195kmを走り切れるペースで走る」ことが重要になります。普段のトレーニングから、ランニングウォッチやランニングアプリを使って自分の走っているペースを把握する、距離のわかるコースでトレーニングする、など「走る速さ」と「走る距離」がわかるようにしましょう。

ただし、気にしすぎて、ペースを急に変化させることは、体への負担が大きくなりますので、おすすめしません。ペースを意識して走る練習もあれば、意識しすぎず心地よいペースで走って後から「今日はこれくらいで走ったのか」と自身の感覚と実際のペースを後から確認する程度の日があってもOKです。

今月のおススメドリル
上半身と下半身の連動性を高める
「捻るドリル」
Column
ランニングウォッチ、アプリの使い方

ペースを意識して走るには「距離」と「タイム」を把握する必要があります。
ペースを把握し、ペースをコントロールできるよう、ランニング用のGPSウォッチやスマホのアプリを使ってみましょう。

最初はスマホに無料でダウンロードできるランニングアプリを入れて使うでも十分ですが、腕につけるランニングウォッチの方が、軽く邪魔にならず、タイムやペースが見やすいので、より快適に走ることができます。

また、ペースに関する用語を理解して、アプリ、ウォッチを使いこなしましょう。

  • スプリットタイム→スタートしてからトータルのタイム
  • ラップタイム→区間ごと(例えば1km毎)のタイム

※参考サイト※
https://runnet.jp/shop/special/watch/
https://runnet.jp/community/dictionary/item_n188.html

まずは、1km毎のラップタイムがわかるよう設定してみましょう。

来月から行う、専門的なトレーニング(ビルドアップ走、インターバル走、ペース走など)では、正確なペースが分かったほうが、目標タイムにあった練習ができるようになります。

ウォッチやアプリを使ってペースを把握しながら走ることに慣れておきましょう。