トレーニングも4カ月目、これまでで最長の10kmのランにチャレンジしましょう。
少しペースの速いラン、ウィンドスプリントなど、いろいろなトレーニングを行ってきました。ランニングのための、筋力、心肺機能なども向上しているはずです。
ペースを守って走れば、10kmを最後まで歩かず、止まらず走り切れるはず。走るペースも少し意識して、前半は速くなりすぎず、一番きつくなる最後の2〜3kmもペースが落ちないように、を目標にしましょう。
10kmをしっかり走り切れれば、より専門的なトレーニングメニューにチャレンジできますし、レースに出場してみるのもいいですね。10kmが続けて走れない場合は、まずはペースを落としてもいいので、8km、そして9kmと少しずつ距離を伸ばしていきましょう。
目標レースのふくい桜マラソンまでは、まだ8カ月の時間があります。
焦らず、ケガなく、走り切れる距離を繰り返していきましょう。
気温の高い中でのトレーニングはとても過酷です。早朝や夜の比較的涼しい時間に走る、木陰の多いクロカンコースでトレーニングする等の工夫も必要です。また、首の日よけガード付きのキャップを被る、ネッククーラーを巻く、保冷剤などを手に持つなどして、パフォーマンスを下げにくくしましょう。
それでも暑さによるダメージは必ずあります。「スピード」と「距離」両方を強化するトレーニングだと、暑さのため疲労が蓄積します。「スピード」は維持・強化して、「距離」は減らす・頑張らないことで、負荷をコントロールしましょう。
暑い時期は「スピード」を維持・強化することで筋力・心肺機能を維持・強化を目指します。
長時間のラン時は日よけガードがより効果的です。
首の両脇にある太い血管を冷やし体温上昇を抑えます。
手に持つことで深部体温の上昇を抑えます。
吸湿速乾性の高いウェアで走ることで、汗を速く蒸発させます。汗は蒸発する時に体から熱を奪い、体温上昇を抑えます。
日よけガードつきキャップ
ネッククーラー
保冷剤