日本陸上競技連盟

ふくい桜マラソン
開催まであと

STEP2 ハーフマラソンに挑戦しよう

レース4カ月前 11月 ハーフマラソンに出場しよう

11月はランニングを行うにはとてもいい気候の時期となります。また目標レースである「ふくい桜マラソン」が開催される3月と近い気候となります。本番の天候などをイメージしながら、ハーフマラソンに出場してみましょう。ハーフマラソンに出場する目的としては、


  • 現在の走力把握 → ハーフマラソンの2.1倍〜2.2倍がフルマラソンの目標タイムに設定できる
  • 3月の気候を想定 → ウェアなどの選び方も本番を想定できる
  • レースでの走り方を経験する → まわりにつられてオーバーペースにならないように、自分のペースで走る

などがあります。

まずは、この11月のハーフマラソンで、これまでの練習の成果を発揮できるよう、しっかりと準備しておきましょう。レースに出場しない場合も、ご自身でハーフマラソンの距離を走るトレーニングを行ってみるのもいいですね。

Column
寒い時期の対策・注意点

寒さ対策をしっかりと行い、ケガなく、快適にトレーニングを行いましょう。

① トレーニング前・ウォームアップ時

通常よりも、より入念に体操、動的ストレッチ、ドリルを行い、筋肉を徐々に温めます。動き出す前にシャワーで温かいお湯を足にかける、カイロやお灸で体を温めるのもおすすめです。ウェアは厚手の防風・防寒性を重視したものを着用して体の熱が外に逃げないようにします。

② トレーニング中

寒いので分厚いウェアで走りたくなりますが、着込みすぎると体が動きづらくなってしまうこともあります。速いスピードで走る時は、良い動きで走りたいので、できるだけ薄着でかつ防寒できるものを着用します。例えば、防風や発熱素材を使ったTシャツにアームウォーマー、薄手のロングタイツ、など。手袋やネックウォーマーも体を冷えにくくします。また、スポーツ用の腹巻も有効です。素肌が露出する部分は、ワセリンやオイルを塗って皮膚の表面が冷たい外気にさらされないようにします。

③ トレーニング後

走った直後は、汗をかき体も熱くなっていて、ウェアを着用したくないかもしれませんが、肌が外気に触れていると、汗はすぐに冷え体の熱が奪われてしまいます。汗を拭きできるだけ早く厚手のウェアを着用してから、クールダウンを行うようにしましょう。自宅では温かいお風呂につかり、体を温めてからストレッチを行うと、疲労回復にはより効果的です。

寒さ対策
おすすめウォームアップ