5kmのランを行えるようになったら、距離は増やさずに、5kmの中で少し速く走ってみましょう。速く走ることで、呼吸が上がり「心肺機能の強化」や、体を大きく速く動かし「筋力強化、ランニングフォーム改善」につながります。
最初から速く走る必要はありません。3〜4kmまではこれまで通りのペースで走り、余裕があれば後半の1〜2kmをペースアップします。ペースアップと言っても、歩幅を大きくする、全力で腕振りをする、など力んでしまうと、最後まで走り切れません。まずは、腕振りを少し速くする、でOKです。ランニングウォッチでペースアップしたときのタイムを計測して「これくらいの速さで走ると、結構きついな」という体の感覚を意識してみましょう。
速いランに慣れてきたら、例えば「今日は後半の3kmを少し速く走ってみよう」「ゆっくりペースのまま少し距離を伸ばして7kmにチャレンジしよう」とペースや距離を変えてみましょう。
7月に入ると気温も高く、汗もかきやすくなります。普段の生活、またランニング時にもこまめな水分補給を行い、脱水症状にならないよう気をつけましょう。
7月からは、気温が高くなり、走るのが厳しい時期となります。
走るコースを工夫することで、継続したトレーニングを行いましょう。
直射日光を避け、木陰の多いコースを走ることで、暑さによる体への負担を減らしましょう。
【おすすめコース】
暑さにより、負荷の高いトレーニングが行えない時期です。坂道を使ったトレーニングを行うことで、心肺機能や脚筋力の向上を目指しましょう。
トレーニング例 上り坂1km×5本、上り坂100mダッシュ×10本、など
【おすすめコース】
木陰・坂が多い山を走るのも、暑い時期はおすすめです。
ランニングとは少し違う動きになりますが、普段とは違う動き、筋肉を鍛えることも、マラソンに繋がると考えます。
山の中は自販機も無く、転倒、捻挫等のリスクもありますので、飲み物や応急セットの準備、コースの確認など、事前の準備をしっかり行いましょう。
【おすすめコース】
亀山公園
越前大野城