日本陸上競技連盟JMC
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ふくい桜マラソン
開幕まであと

STEP4 フルマラソンに挑戦しよう

レース3カ月前 2023年12月 30km走にチャレンジ

11月のハーフマラソンはいかがだったでしょうか。最後まで走り切れた方は、より長い距離のトレーニングにチャレンジしましょう。

フルマラソンで目標タイムで走り切るには、25〜30km走を行えるようになっておきたいです。初めてのハーフマラソン以上の距離のトレーニングとなる方は、前半の15kmまでは十分に余裕のあるペースで走り、余裕があれば後半の10km前後を少しペースアップしてみましょう。余裕のあるペースだと思っていても、後半20kmを越えたあたりから足が重くなる感じがあるかもしれません。このような初めての感覚も、本番に向けてトレーニングの段階で体験しておきます。

途中での水分補給や、ジェルなどでのエネルギー補給も行うことで、最後まで走り切るトレーニングにしたいところです。周回コースで安全に行うことも大切ですが、途中飽きてしまわないよう、街中を走る、仲間と走る、など工夫して、最後まで走り切りましょう。

ロング走のポイント
今月のおススメドリル
綺麗な姿勢&脚を速く動かす能力を手に入れる
「ジャンプ系ドリル」
Column
年末年始の過ごし方

年末年始はイベントなどで継続したトレーニングを行えない方も多いと思います。
睡眠時間を削ってまで無理に走るよりも、がんばらない期間に設定して、その分体のケアや筋トレなど走ること以外の部分をしっかりと行いましょう。

【走る以外の大切なこと】
<体のケア>

疲れた体を回復させるためにセルフケアをしっかりと行いましょう。
継続することで、疲労を回復させるだけでなく、自分の身体の変化・疲れ具合を感じることができ、ケガを未然に防ぎます。

(例)

  • トレーニング後、寝る前のストレッチ
  • 気になる個所を自分でマッサージ(ストレッチポールやテニスボールなどでセルフストレッチグッズを使うのも有効)
<筋トレ>

走る練習と同じくらい筋トレもしっかり意識して行いましょう。
体をスムーズに機能的に動かす、ランニングフォームを維持し後半のペースダウンを防ぐ、最後まで歩かずに完走する、ケガをしにくくするなど、継続したトレーニングを行い、目標を達成するために必要不可欠な能力を高めます。
不規則な生活で体重が増えがちになる場合には、お尻周りの大きな筋肉を使う筋トレがおすすめです。

(例)

  • バックランジ 足を大きく1歩後ろに出し体の下に下す
  • チューブウォーク 足首にチューブを巻いてその場足踏み。