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ふくい桜マラソン
開幕まであと

STEP3 ハーフマラソンに挑戦しよう

レース1年前 2023年3月 ペース走にチャレンジ

ペース感覚を養うために「ペース走」にチャレンジしてみましょう。最初から最後まで一定のペースで走るトレーニングです。ランニングの競技特性は「走る距離」と「走るペース」です。この二つをコントロールして42.195kmを目標タイムで走り切ることを目指します。

例えば、【5km】5’30/km 【10km】6’00/km 【15km】7’00/km

というように、距離を変えても最後まで一定のペースで走り切れるようにトレーニングしてみましょう。自分がどれくらいのペースだと、何km走れるのかを把握することも、レースで自身のパフォーマンスを発揮するのには大切です。

普段からウォッチやアプリで走る距離、ペースを意識していくと、徐々に「ペース感覚」は身についていきます。

ペース走にチャレンジ!
今月のおススメ筋トレ
ランニングに大切な
お尻&体幹部を強化する
「壁を使った筋トレ」
Column
トレーニングの流れを理解し、効果的な練習を行おう

ウォームアップやクールダウンをほとんど行わず、その分走る時間に充てることで、走る距離が増え、負荷が高くなり、走力向上に繋がるかもしれません。
ただし、ウォームアップやクールダウンを行うことで1回の走る距離は少し短くなるかもしれませんが、①~④のようにより効果的なトレーニングを行うことができます。そして半年後、1年後のレースに向けては継続したトレーニングを行うことができ、目標達成に繋がると考えます。

① ウォームアップ

動的ストレッチ等のエクササイズを行い、ランニングで大切な筋肉に刺激を入れる=動きがスムーズになる

② メイントレーニング

ウォームアップを行わなかった場合よりも良い動きで走れる=速く走れるor楽に走れる、ランニングで使う筋肉が鍛えられる

③ クールダウン

ウォーキングや静的ストレッチ等を行い、疲労した筋肉を回復しやすい状態にする=次回のトレーニングがスムーズに行える

④ アフターケア

適切な食事、入浴、睡眠等で回復をより早める

【食事】

ハードなトレーニング後食事までの時間が空いてしまう場合は、早い回復のためにも30~1時間以内に「糖質」と「タンパク質」を軽くとりましょう。
例:おにぎり+ゆで卵、バナナ+プロテイン、など

【入浴】

心身ともリラックス、疲れた体を休めましょう。温浴効果で、血行促進、筋肉の柔軟性向上、疲労回復の効果があります。眠る1~2時間前にお風呂に入ることで、スムーズな入眠につなげます。

【睡眠】

なかなか時間を確保するのが厳しい方もいるかもしれませんが、疲れている日は30分長く睡眠時間を確保するなど、工夫しましょう。毎日同じ時間に起きる、朝の太陽の光を浴びる、寝る1時間前からスマホを見ない、なども睡眠の質を高めるポイントです。