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ふくい桜マラソン
開幕まであと

STEP4 フルマラソンに挑戦しよう

レース2カ月前 2024年1月 現状の走力を把握しよう

いよいよレースまで残り3か月となりました。1月のトレーニングでは「現在の走力を把握」するためのトレーニングも行っていきましょう。

1月〜2月にかけては、レースで目標達成するために、一番ハードなトレーニングを行う時期となります。本番の目標タイムに向けて、どれくらいのペースで走ればいいか、を把握してトレーニングを行うことで、今の自分のレベルにちょうど合った負荷をかけることができます。

具体的な方法としては、ハーフマラソンの距離を頑張って走るトレーニングを行ってみましょう。ハーフマラソンのレースに出場するのもいいですね。以前に出場した時のタイムよりも速く走れれば、走力が上がっていることを実感でき、モチベーションの維持にもつながります。
このタイムを2.1〜2.2倍にしたタイムを、本番のレースペースに設定できますので、トレーニング時のタイム設定の参考になります。


  • 週に1回長め(15〜30km)に走るトレーニング → 前半はレースペースより1kmあたり15〜30秒ゆっくりめ、後半の10km位をレースペース前後で走る
  • 週に1回短め(5〜10km)に速めに走るトレーニング → レースペースより1kmあたり15〜30秒速く走る

現状把握をしつつ、自分にちょうど合ったトレーニングを行っていきましょう。

今月のおススメ筋トレ
ランニングに大切な体幹部を強化する
「大きく速く動かすブリッジ系筋トレ」
Column
イメージトレーニングを行おう

レース中のペースや、コース、目標達成しているゴールシーンなどをイメージしてみましょう。
本番もイメージ通りにいくのが一番良いのですが、そうならないことも、もちろんあります。
良いイメージだけでなく、良くないイメージも想像して、何が起こっても冷静に対応できるようにしておきましょう。

(イメージ例)

  • スタート直後の混雑でペースが安定しないが、イライラせず落ち着いて走る
  • オーバーペースになってしまったので、早めにペースを落として体力温存する
  • 中盤はリズムの合うランナーと一緒に楽に走る
  • 30kmまでは十分に余裕をもって、ジョギングくらいのイメージで走る
  • 上り坂で呼吸は上がるが上り切ったら呼吸を吐いて回復する
  • 後半きつくなってきたら、給水ごとに肩を上げ下げしてリラックス
  • 最後の直線は自分が主役!最高の笑顔でゴール!