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レース10カ月前 2023年5月 ファルトレクにチャレンジ

ビルドアップ走やペース走などに慣れてきたらペース変化がより大きい「ファルトレク」にチャレンジしてみましょう。
ファルトレクとは、スピードの変化をつけながら走るトレーニングです。例えば、1分速いペースで走り、1分ゆっくりペースで走る、というように「速い」と「ゆっくり」を繰り返しながら走るのがファルトレクです。まずは30分前後の時間を続けてみましょう。スピード、持久力、筋力強化などにつながります。


具体的な練習方法としては例えば、

  • (1分速い-1分ゆっくり)×10~15セット
  • (1分速い-2分ゆっくり)×10~15セット

などです。走るペースは決めず、その時の体調や気分に合わせて行ってOKです。まずは気軽に取り入れてみましょう。時間ではなく距離でコントロール、100mごとに速い、ゆっくりを繰り返すでもいいですね。街中の電柱ごとに、でもOKです。

トレーニングがマンネリ化している方は新たなトレーニングで新鮮な気持ちで走れるかもしれません。またその日の調子に合わせて行えるトレーニングでもあります。

ファルトレクにチャレンジ!
今月のおススメ筋トレ
ランニングに大切な体幹部を強化する
「動かすブリッジ系筋トレ」
Column
雨の日対策で快適に走ろう

6月は梅雨の時期となり、雨の中でのトレーニング、レースとなる場合もあります。キャップや撥水性の高いウェアで雨対策をし、できるだけ快適な環境で走ることを心がけましょう。
雨の日は走らない、屋内のランニングマシンで走る、でもOKですが、大会は雨でも開催されます。雨の中走ると「濡れて体が少し冷えるな」「ウェアやシューズが濡れて重く感じる」など、雨の日に起こる感覚を事前に体感しておくことも大切です。

【雨の日対策】
  • キャップを被る
    頭、顔に直接雨粒が当たる、濡れることで疲労感も大きくなります。つば付きの帽子で直接雨粒が当たらないようにしましょう。
  • 撥水性の高いウェアを着用する(ウィンドブレーカーなど)
    撥水透湿性の高いウェアで、できるだけ肌が濡れないようにし、体温の低下を防ぎましょう。大会のスタート前待機時は、100均一のレインウェアの着用もお勧めです。
  • 濡れたシューズのお手入れ方法
    柔らかいブラシなどで軽く汚れを落とし、乾いた布で水分をふき取ります。
    インソール(中敷き)を外し、新聞紙や布など水分を吸収するものを入れ、風通しの良い場所に陰干ししましょう。乾燥機を使うと早く乾きますが、熱によって縮んだり、接着剤の劣化につながる可能性もありますので避けましょう。
【走るときに気を付けること】

朝夕など暗い時間帯は避け、視認性の高い明るめの色のウェアを着用しましょう。
横断歩道の白線、マンホール、側溝のステンレス等の蓋などは滑りやすいのでスリップ・転倒に気を付けましょう。